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東よか干潟ってなんだろう?

東よか干潟ひがたは、佐賀市の南の有明海にある泥の干潟だよ。
有明海の干満差は最大約6mと日本最大で、干潮時は見渡す限りの広大な干潟が姿を現すんだ。
渡り鳥のシギ・チドリ類が渡来するところで、絶滅危惧種せつめつきぐしゅを含む水鳥たちの中継地ちゅうけいち越冬地えっとうちになっているよ。
また、干潟には、ムツゴロウやワラスボ、シオマネキなど、泥干潟特有のユニークな生きものが多く生息しているよ。

東よか干潟にある3つの日本一?

ハマシギ

シギ・チドリ類の飛来数ひらいすう

環境省の全国約100ヵ所でのモニタリング調査でシギ・チドリ類の飛来数が一番多いのが東よか干潟!
その他の野鳥の数も多く、四季を通じて100種類以上の野鳥が見られるよ。これはえさになるゴカイなどの生物が豊富に生息し、生態系が豊かであることを示しているんだ。

シチメンソウ

シチメンソウの群生ぐんせい

東よか干潟は、絶滅が危惧されている塩生えんせい植物、シチメンソウの国内最大の群生地。
秋には真っ赤に紅葉してとってもキレイ! 11月頃には多くの見物客でにぎわいます。

有明海

有明海の干満差

干潮・満潮って知ってるかな?
東よか干潟がある有明海は1日に2回、海の水が満ちたり引いたりするんだ。
その満ち引きの差が約6メートルと日本最大なんだ。
有明海の干潟は日本の干潟の総面積の約40パーセントにもなるんだって!
その中にはムツゴロウなど有明海特有の色んな生き物が生息しているよ。
⇒干潟の生き物たちはこちら

ラムサール条約ってなに?

ラムサール条約とは「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」のこと。
わかりやすく言うと世界のみんなで湿地を守ろうという条約なんだ。
東よか干潟は2015年、ラムサール条約湿地に登録されました。

ラムサール条約の3つの理念

「保全・再生」「ワイズユース」「交流・学習」

イランのラムサールで条約が結ばれたので
「ラムサール条約」って言うんだって!

ムツゴロウ

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